特殊仕訳コード

英:Special G/L Code

 

特殊仕訳コードとは、得意先/仕入先明細などにおいて、前受金や前払金、手形や保証金などの特殊仕訳取引を登録する際に、その特殊仕訳取引を示すため明細に設定するコードのことです。

伝票入力時に特殊仕訳コードを入力することで、仕入先や得意先マスタなどに設定した統制勘定ではなくカスタマイズで設定した勘定に転記が行われます。 標準では以下の特殊仕訳コードが定義されており、カスタマイズにより変更不可になります。

コード値用途
A頭金(前受/前払金)
F前受/前払金請求
W手形

特殊仕訳に参考

トランザクション

Tr-CD機能説明
FBKP財務会計システム設定特殊仕訳コードのカスタマイズ機能を含めている
OBXY/SPRO(※1)財務会計システム設定:特殊仕訳特殊仕訳コードの定義を行う

SPROを利用する場合

IMGパス
※1財務会計→債権管理及び債務管理→会計トランザクション→代替統制勘定による転記→他特殊仕訳→定義:得意先用の代替統制勘定
財務会計→債権管理及び債務管理→会計トランザクション→代替統制勘定による転記→他特殊仕訳→定義:仕入先用の代替統制勘定

テーブル

ID名称説明
T074特殊仕訳勘定特殊仕訳コードの勘定割当情報(統制勘定/代替統制勘定)を格納
T074U特殊仕訳コードプロパティ特殊仕訳コードの特殊仕訳タイプなどのプロパティ値情報を格納
ACDOCAUniversal Journal Entry Line Items特殊仕訳コードの項目(UMSKZ)、特殊仕訳タイプの項目(UMSKS)をそれぞれ持つ
BSEG会計伝票明細特殊仕訳コードの項目(UMSKZ)を持つ
BSIDAcctg: Secondary Index for Customers特殊仕訳コードの項目(UMSKZ)を持つ
BSIKAcctg: Secondary Index for Vendors特殊仕訳コードの項目(UMSKZ)を持つ
BSADAcctg: Index for Customers (Clrd Items)特殊仕訳コードの項目(UMSKZ)を持つ
BSAKAcctg: Index for Vendors (Clrd Items)特殊仕訳コードの項目(UMSKZ)を持つ