転記キー
英:Posting Key
定義
転記キーとは、会計伝票明細の入力を制御する 2 文字の数値キーです。
概要
転記キーによって会計伝票明細の以下のことが決定されます
- 勘定タイプ
- 借方転記/ 貸方転記
- 登録画面のレイアウト
- 特殊仕訳可否
転記キーはABAPディクショナリでデータエレメントBSCHLによって表現され、転記キーの制御情報はカスタマイジングテーブルTBSLに格納されます。 以下は標準でよく使用される転記キーの例です。
転記キー | 名称 | 借方/貸方 | 勘定タイプ |
---|---|---|---|
40 | 借方入力 | 借方 | G/L 勘定コード |
50 | 貸方入力 | 貸方 | G/L 勘定コード |
89 | 入庫 | 借方 | 品目 |
99 | 出庫 | 貸方 | 品目 |
運用
カスタマイズ
補足情報
トランザクション
Tr-CD | 機能 | 説明 |
---|---|---|
OB41/SPRO(※1) | 財務システム設定:転記キー | 転記キーの制御情報を定義 |
SPROを利用する場合
‐ | IMGパス |
---|---|
※1 | 財務会計→財務会計共通→伝票→定義:転記キー |
… |
テーブル
ID | 名称 | 説明 |
---|---|---|
TBSL | 転記キ | 各転記キーの制御情報を格納するカスタマイジングテーブル |