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転記キー
転記キー(英:Posting Key)とは、会計伝票明細の入力を制御する 2 文字の数値キーです。 転記キーによって会計伝票明細の以下のことが決定されます
- 勘定タイプ
- 借方転記/ 貸方転記
- 登録画面のレイアウト
転記キーはABAPディクショナリでデータエレメントBSCHLによって表現され、転記キーの制御情報はカスタマイジングテーブルT003に格納されます。
伝票タイプ
伝票タイプ(英:Document Type)とは、得意先への請求書や仕入先の支払などの会計上の取引の種類を区別するために使用されるタイプのことです。 標準システムの伝票タイプは以下のようなものがあります
- AB 一般伝票
- DG 得意先クレジットメモ
- DZ 得意先支払
- DR 得意先請求書
- KZ 仕入先支払
- KG 仕入先クレジットメモ
- KN 仕入先正味請求書およびクレジットメモ
- KR 仕入先請求書
- RE 請求書-総額
- SA すべての G/L 勘定
伝票タイプによって以下のものが決定されます。
- 伝票番号の番号範囲
- 取引の区別
- 転記を許可する勘定タイプ
- 購買請求書の転記に正味額法を使用するかどうか
伝票タイプはABAPディクショナリでデータエレメントBLARTによって表現され、伝票タイプの制御情報はカスタマイジングテーブルTBSLに格納されます。
参考情報
- カスタマイズテーブル:T003(伝票タイプ)