事業場所とは、地方レベル (会社コードの下位) で納税申告を行う組織単位です。 よく支店などとも呼ばれています。

この処理は、ブラジルや韓国、タイなどの特定の国における法的要件です。地方レベルで納税申告を行わない (または、行う必要がない) 場合、事業場所は不要です。

参考情報

  • 関連DB
    • J_1BBRANCH:事業場所
  • 関連DB項
    • J_1BBRANCH-BRANCH
    • BSEG(会計伝票明細)-BUPLA(事業場所):
    • RBKP(伝票ヘッダ: 請求書受領)-BUPLA(事業場所)
  • 関連データエレメント
    • BUPLA
  • 関連IMG

事業領域とは、会社コードと同様に財務諸表を作成するための組織単位です。 外部向けに作成される会社コード単位の財務諸表と違って、事業領域単位で作成される財務諸表は内部向けにのみ使用できます。

事業領域は他の組織単位との割り当て関係がそれぞれ下記のようになります。

  • 事業領域/会社コード:
    会社コードでは、取引を 1 つまたは複数の事業領域に割り当てることができます。
    事業領域は複数の会社コードに跨ることができます。
  • 事業領域/原価センタ:
    各原価センタを 1 つの事業領域のみに割り当てます。
  • 事業領域/プラントおよび部門:
    プラントと部門の組合せを使用して、関連する事業領域を割り当てます。

参考情報

  • 関連DB
    • TGSB: 事業領域
    • T134G: 事業領域決定(SD)
    • T134H: 事業領域決定(MM)
    • TFIN020: 会社コード×事業領域
  • 関連DB項
    • TGSB-GSBER
  • 関連IMG

SAP システムは、複数のアプリケーションサーバインスタンスと、1 つ以上のデータベースで構成されています。

SAP ERPシステムのための3バイトのユニークな識別子。システムごとに割り当てられ、システム同士を接続し、情報交換をする場合に必要とされます。

システムランドスケープ(英:System Landscape )とは、システムの導入から運用保守までの全ライフサイクルを対応したシステム全体の構成のことです。 SAP推奨であるな3システムランドスケープは、「開発環境」、「検証環境」、「本番環境」の三つの環境から構成し、システム導入から本番稼動後も維持し続けます。 また、各環境はそれぞれさらに、DBサーバやECCサーバ、EPサーバ、CEサーバといった複数のサーバから構成されます。

シップメント伝票(英:shipment document,中:装运单)とは、輸送管理を目的として、出庫確認前の出荷伝票を元に、複数伝票明細を輸送という単位にまとめた伝票です。 具体的には船積み単位などを表します。

収益性セグメント(英:Profitability Segment)とは、収益分析を実施する対象の特性の値の組合せです。 分析の切り口になりうる特性は、例えば、品目、品目階層、得意先、流通チャンネル、販売組織など、すべて収益性セグメントになることができます。 通常のBIでは、上記の項目らはディメンションオブジェクトと呼ばれております。

出荷伝票(英:outbound delivery document,中:交货单)とは、 出荷管理における主伝票です。

出荷ポイント(英:)とは、出荷活動を行う場所です。

仕入れ先のためのユニークな識別子。仕入れ先コードは番号範囲を持ちます。

資産の大分類です。

受託品(じゅたくひん)とは、自社で保管しているけど、所有権が仕入先にあるような品目のことです。 受託品は払出時にはじめて仕入先への支払い義務が生じます。

償却キー(しょうきゃくきー)とは、固定資産の償却額を決定するための計算方法を定義するものです。

償却キーは償却表のレベルで定義されます。このため、償却キーはすべての会社コードで利用することができます。

償却表(しょうきゃくひょう)とは、業務上および法律上の要件に従って分類された償却領域の一覧です.償却表により、資産に関して国や地域固有の評価方法を管理することができます.

償却領域(しょうきゃくりょういき、英:Depreciation Area)とは、固定資産の償却基準を定める組織構造要素です。

固定資産は業務上・法律上など様々な目的によって評価の仕方が変わため、 そこで一つの会社に複数の償却領域を設けることで、固定資産の目的別の評価を可能とします。

条件タイプとは、総額、割引、運送費、各種税などの様々な「価格要素」を価格にマッピングするためのキー項目です。

承認方針は、承認プロセス全体を定義します。承認方針には、承認条件、承認コード、承認前提条件が含まれます。

承認条件は 承認基準とも呼ばれ、適用する承認方針を決めます。たとえば、購買金額が100000である場合、ある1 つの方針が必要になることがあります。金額が1000000 である場合は、もっと上の上司の承認が必要になることがあるので、別の方針が必要になることがあります。

承認ポイントは、承認する個人か部門を表します。承認ポイントは、システム内で承認コードで表現されます。特定の方針で管理者の承認が必要とされる場合は、管理者に承認コードが割り当てられて承認ポイントとなります。

承認前提条件は、承認順序を定義します。たとえば社長の前に部長が承認する必要がある場合、社長の承認前提条件は、部長がすでに承認していることになります。

承認区分は、承認状況を表すコードです。承認状況は、明細または伝票の現在のステータスです。たとえば、課長承認済、最終承認など

消費品目(しょうひひんもく)とは、在庫管理をせず直接消費する品目のことです。 例えば、ボールペンなどの事務用品など。