管理会計COにおける一次転記とは、財務会計FI及び在庫購買管理MMから実績原価が転送され、原価センタに集計されることです。 FIからの請求書伝票や会計伝票、MMからの出庫伝票や購買発注伝票よりCOの伝票が作成され、FI、MMからの実績原価が活動非依存データとして転記されることになります。
一括番号とは、見積依頼をグルーピングするために手入力の10桁の番号です。 同じグループに属する見積り/見積依頼に同じ一括番号を振ることで、分析時などにリンクさせることができます。
インスタンス(英:instance)は、一つのアプリケーションサーバ(ABAP又はJAVA)のことです。しばしばサーバやアプリケーションサーバ、と呼ばれる場合もあります。 インスタンスはシステムランドスケープ⇒システム⇒インスタンス,2桁数字のインスタンス番号により識別されます。 インスタンスはメッセージサーバに登録され、2桁数字のインスタンス番号により識別されます。
一方、IT用語として普通の意味では、インスタンスとは、オブジェクト指向プログラミングで、クラスを基にした実際の値としてのデータのことです。 クラスを「型」、インスタンスを「実体」として、クラスと対比して用いられることが多い
移送ディレクトリ(英:transport directory)とは、移送データのファイルを保管するために移送グループで使用する共通ディレクトリのことです。 移送グループはこのディレクトリを使用して、すべてのエクスポートとインポートし、すべての移送はこのディレクトリで実行する必要があります。
移送ドメイン(英:transport domain)は、移送を一元管理するすべてのABAPシステムで構成されます。移送ドメイン内では、すべてのシシステムに一意のシステムIDを設定し、これらのシステムから1つのシステムのみが移送ドメインコントローラとして指定されます。 デフォルトの移送ドメイン名は DOMAIN_<SID> (<SID> はドメインコントローラのシステムID) で設定されます。
また、移送ドメインには、1つ以上の移送グループ が含まれます。
移送グループ(英:transport group)とは、共通移送ディレクトリを共有する1つ以上のシステムで構成されるものです。
移送レイヤは、リポジトリオブジェクトの開発/変更を実施するシステムおよび、該当オブジェクトの移送先システム(品質保証システムや本運用システムなど)を定義します。
リポジトリオブジェクトは特定の「パッケージ」に属し、「パッケージ」に「移送レイヤ」が割り当てられます。
移送ルート(英:transport route)は、システムランドスケープを構成するSAPシステム(「開発システム」「検証システム」「本稼働システム」)間の移送順序を指定したものです。移送ルートは、コンソリデーションルートまたはデリバリルートのいずれかのタイプです。