残高繰越

英:Balance Carry Forward

 

SAPにおける残高繰越とは、会計年度末に、GL勘定を翌年度に引き継ぐことです。

残高繰越はBS勘定、PL勘定にそれぞれ分かれております。

  • BS勘定
    翌会計年度期首のBS残高に金額を引き継ぐ。
  • PL勘定
    翌会計年度期首の未処分利益勘定に金額を引き継ぐ。

カスタマイズ

トランザクション

Tr-CD機能説明
OB53/SPRO(※1)財務会計システム設定 自動仕訳 – 勘定PL勘定の残高繰越用の勘定科目を照会・定義する
FAGLGVTR繰越残高総勘定元帳の残高繰越を行う。クラシックGLの場合は「F.16」から実行する
GVTRSL残高繰越SLの残高繰越
F.07得意先および仕入先の残高繰越得意先および仕入先の残高繰越を行う
S_ALR_87100205伝票ファイルからの総勘定元帳監査に必要な仕訳を、特定の期間保存する
S_ALR_87012317伝票ファイルからの明細消込管理勘定の残高監査証跡監査に必要な仕訳を、特定の期間保存する
S_ALR_87012289 要約仕訳帳監査に必要な仕訳を、特定の期間保存する

SPROを利用する場合

IMGパス
※1財務会計>総勘定元帳>定期処理>残高繰越>定義:損益繰越勘定(未処分利益勘定)

テーブル

ID名称説明
CMODSAP拡張プロジェクト管理作成済のカスタマExitを編集
SMODSAP拡張拡張のExit名を指定してカスタマExitを作成