英:Production Order
製造指図とは、製造担当者にいつどの品目をどこでいくら生産するかという指示情報を記載した伝票のことです。
SAPでは製造指図という単位で製造の進捗及び原価を管理します。
生産の進捗ごとに、指図ステータスが変わります。
製造指図は、「生産計画を元に変換」するパターンと「マニュアル登録」するパターンの2つに分かれます。
製造指図が登録されたら、指図ステータス:CRTD(作成済)という状態になっています。 CRTD(作成済)は、あくまで製造指図は予定段階ということを表し、実績計上ができない状態です。そのため、指図ステータスをCRTD(作成済)からREL(リリース)に変更する必要があります。 REL(リリース)にすることで、製造指図に対して実績計上が可能な状態になります。
製造実績計上では、製造指図に対して、構成品出庫・生産品入庫・作業時間の3つの実績情報を計上していきます。
製造指図クローズでは、以下二つの意味合いをもっています。
製造指図クローズをするには、指図ステータス:TECO(技術的完了)に変更します。