このトピックでは、ABAP開発のオブジェクト指向要素を取り上げて説明します。
プログラミングにおけるオブジェクト指向とは、いかのようなコンセプトでプログラムを構築する手法で。
クラスとはデータとその操作手順であるメソッドをまとめたオブジェクトの雛型を定義したものです。 クラスはインスタンス化することができます。
インタフェースとは、クラスのアクセスインタフェースを明確に定義したものです。 インタフェースからインスタンスを作成することができません。
クラスは、ローカルクラスとグローバルクラスの2種類があります。
ローカルクラスとグローバルクラスはスコープが異なりますが、その以外の違いはとくにありません。
属性は、オブジェクトに関連付けられているデータに対するインタフェースです。 属性はクラスのインスタンスに作用するインスタンス属性と、クラスそのものに作用する静的属性があります。
メソッドは、クラスに関連付けられているサブルーチンです。大半のメソッドは、クラスのインスタンスに作用します。中には、クラスそのものに作用するメソッドもあります、これは静的メソッドと呼ばれます。
クラスをインスタンス化するには、CREATE OBJECT命令を使用します。